リハビリ・トレーニング

スーパー・コートでは、身体機能や体力の「維持」をゴールにするのではなく、「向上」を目標にして、安全かつ効果的で、楽しみながら続けていただける独自トレーニングを実践しています。さらに、パーキンソン病専門住宅では、一人ひとりに合わせた個別のリハビリテーションにも力を注いでいます。

パーキンソン病などの神経難病に専門的なケアを行う「リハビリ特化型ナーシングホーム」では、歩行訓練や日常動作の改善を通じた毎日のリハビリテーションに力を注ぎ、施設環境とサポート体制を整えています。
リハビリ専門の病院で知識・技術を深めた理学療法士や作業療法士といった有資格者が、お一人おひとりの症状に合わせた、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの神経難病の進行の維持・改善を目的とした良質なリハビリテーションの提供を行っています。
どの施設にも広々としたリハビリスペースが備わっており、マシンを活用した効率的なトレーニング、お一人おひとりに最適な個別リハビリが可能です。

個別リハビリ


パーキンソン病などの神経難病に精通した専任のスタッフが、マンツーマンでリハビリをご提供。ご入居者一人ひとりの状態や要介護度に合わせて、最適なリハビリプログラムを実施します。

生活リハビリ


日常動作を改善するためのアドバイスや、福祉用具の選定を行い、より安全な日常生活をお過ごしいただけるようにご支援します。

摂食・嚥下アプローチ


摂食・嚥下リハビリテーション学会に所属しているスタッフが、誤嚥性肺炎などを予防するために、ご入居者のお食事を支援しています。

リハビリスペース


日々の訓練では、さまざまな専用マシンを取りそろえた充実のリハビリスペースを、スタッフの指導のもとお使いいただけます。

身体機能を向上し
イキイキとした毎日を目指す

SC-Fit


SC-Fitのトレーニングは、介護予防運動指導員が中心となって行うという特徴があります。高齢者の体力の「維持」だけを目標とするのではなく、さらに踏み込んで「向上」させることを目標としています。トレーニングにありがちな筋力の増強だけでなく、バランスや柔軟性など、高齢者の生活をイキイキさせるための体力づくりを構成するさまざまな要素を包括したトレーニングを実践しています。


包括的高齢者運動トレーニング(Comprehensive Geriatric Training)は、高齢者の運動機能向上を目的としたトレーニングです。筋力・バランスなど機能的トレーニングを週2回程度行い、効果を検証します。
科学的根拠に基づいたプログラムで、安全かつ効果が証明されており、すでに全国の市町村で実施されています。 さらに、CGTプログラムは機能向上プログラムとして日本政府にも推奨されています。


「楽しく元気になろう」
~スーパー・コートフィットネス~

SC-Fitプログラムによる
効果検証を行った模様をご紹介!

トレーニングの様子

スーパー・コートミュージックリハリズム

SC-Fitは、専門の指導員として「介護予防運動指導員」が中心となりトレーニングを実施していきます。介護予防運動指導員とは、地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センターが指定する講習を修了し、登録されたスタッフです。

トレーニング期間の前後には、特性や前後差などの評価を行います。事前評価と事後評価を同じ内容で行い、これをもとにトレーニングの効果を客観的に明らかにすることで、問題点、改善点が明らかになります。
体力測定は握力測定・開眼片足立・最大歩行テスト・TUGの4種目を行います。


みんなでユニホームを着てトレーニングを行います。そのユニホームに、トレーニングの継続期間によって色が変わる認定書のワッペンを貼ることで、続けるほどにレベルアップを実感していただくことができます。

広背筋、菱形筋、脊柱起立筋を強化し、円背の予防・改善をはかります。

大腿四頭筋、特に内側広筋・外側広筋を強化。膝への負担を軽減させ、歩幅を広げる効果があり、歩行が安定します。

下肢全般を強化して、立ち上がる時などに必要な筋力をアップさせます。

中殿筋、大腿筋膜張筋を強化し、歩行時のふらつきを解消します。