安心の医療体制

スーパー・コートには看護職員が常勤し、日々の健康管理やお薬の管理を支えています。さらに、グループや地域内の病院・クリニックと連携し、定期的な訪問診療から24時間緊急対応、重度医療まで、安心の医療体制を整えています。

提携医療機関である医療法人 思温会をはじめ、スーパー・コートの理念・介護方針を理解した協力病院・クリニックとともに、ご入居者の日々の健康管理や月2回の訪問診療、24時間緊急対応を行っています。急変時の検査受診、緊急搬送、入院についても、スーパー・コートの理念・介護方針を理解したうえで優先的に対応していただける近隣の病院と提携しています。
日頃からスーパー・コートと病院・クリニックの情報共有・連携を高めることにより、ご入居者への高度な医療サービスの提供を実現しています。

協力病院

協力医療機関と24時間連絡がつく体制を整え、内科医と連携して毎日の体調管理と2週間に1度の訪問診療を行っています。お薬も、現在服用されているものを処方いたしますので、安心して生活を送っていただくことができます。

往診
医療連携

歯科

ご希望の方には、訪問診療にて、義歯の調整や口腔ケアを受けていただけます。また嚥下のケアについてもご相談も承っております。


整骨院 鍼灸

ご希望の方は、訪問による整骨院の先生、鍼灸師の歩行訓練やマッサージを受けていただけます。

看護師の技量向上や介護師の知識研鑽をはかるため、スーパー・コートの医療法人である思温会の医師と定期的にミーティングを行っています。同じグループとして、理念と方針を深く共有することで、ご入居者の皆様へのサービスの向上にもつながっています。

ミーティング

看護師

看護職員が日勤常勤

スーパー・コートでは、看護職員が日勤(9:00~18:00)常勤しています。日常的な健康管理から服薬の管理、インシュリン・胃ろうなどにも対応するとともに、施設の一員として他の職人と協力しながらご入居者の生活を支えています。

薬剤師

薬剤師がお薬を配達

処方されたお薬を、提携した薬剤師がスーパー・コートの施設まで配達。お薬の管理や相談も行っています。

重度医療に対応できる施設を整備


医療行為が必要な方にも、安心してご入居いただける環境を整えています。スーパー・コートの「重度医療対応施設」では、看護師が24時間対応可能な体制をとり、末期がんや厚生労働大臣の定める疾病等(別表7)の方のための医療フロアを設けているため、夜間帯に体調や容態が急変された場合でも迅速な医療・看護対応を行うことができます。
他のスーパー・コートにご入居いただいている方で特別な医療が必要になった場合にも、重度医療対応施設へ転居いただくことで、充実した医療サービスを受けていただくことができます。

スーパー・コート東住吉2号館/スーパー・コート堺神石/スーパー・コート京・西京極/スーパー・コート箕面小野原/スーパー・コート東大阪高井田/スーパー・コート高石羽衣/スーパー・コート猪名寺/スーパー・コートJR奈良駅前

スーパー・コート大阪城公園では、重度医療に加え、重度認知症の方でもご入居いただける体制も整備しています。

スーパー・コート三国/スーパー・コート東淀川/スーパー・コート平野/スーパー・コート住之江/せいりょう平野喜連/オリーブ・宝塚/オリーブ・南千里/オリーブ・門戸厄神/スーパー・コート門真/スーパー・コート堺/スーパー・コート堺白鷺/スーパー・コート京・四条大宮/スーパー・コート京・六地蔵/スーパー・コート宇治大久保/スーパー・コート神戸北

お看取りまで、心を込めた介護を


2025年に団塊の世代の方々が75歳以上の後期高齢者へと差しかかり、超高齢社会を迎えた日本。それは同時に多死社会へと本格的に足を踏み入れることを意味します。それに対して現在、高齢者が最期を迎える場所は、病院が約80%と大半を占めており、病院以外では、自宅が約12%、施設が約5%と少数にとどまっています。確実に訪れる未来を見据えて、高齢者を看取る場の整備が求められています。
スーパー・コートにも、真の意味で「終の棲家」であることを求めるお声が増えています。そのようなご希望をお持ちの方に、老衰や疾患などが原因で心身が衰弱して食事が取れなくなるなど医学的に回復が難しくなった時、病院で望まない延命治療を受けるのではなく、住み慣れた施設でできるだけ穏やかに最後まで過ごしていただけるように看取り介護の対応を行っております。
スーパー・コートでは人生の最終章を穏やかに過ごしていただけるよう、心をこめた介護を行ってまいります。

スーパー・コートの経営理念には「イキイキとした生活の提供をする」という言葉があります。そして、ご入居者の皆様に元気に生活していただくためには、ADL(日常生活動作)の向上と入院率の低下が重要であると考えています。ご高齢の方が長期的な入院をすることになれば、体力や筋力の低下はもちろん、ADLの低下へとつながっていきます。
ただ単に入院させないのではなく、スーパー・コートでは【早期発見・早期受診・早期治療・早期入院・早期退院】という「5早(ごはや)」に注力しています。「5早(ごはや)」を徹底することで、入院日数を短くすることが可能となり、ADLの低下を防ぐことができます。
たとえば、「早期発見」については、職員による早い気づきが大切であり、そのために「ヒヤリはっと」の記入枚数をモニタリングし、気づきの量と質の向上をはかっています。

入院理由のトップ2は、誤嚥性肺炎(19.7%)と転倒骨折(10.7%)です。
スーパー・コートでは、誤嚥性肺炎の予防には「パタカラ体操」を、転倒骨折の防止には滑りやすい浴室に畳を敷く「畳風呂」や「転倒アセスメントシート」を導入するなど、入院原因を根本から取り除く取り組みを行っています。

誤嚥性肺炎予防


パタカラ体操

大きな声で「パタカラ パタカラ」と発声をする体操です。発声による心身の活性化だけでなく、舌や喉、頬、お口の周りの筋肉を動かすことで、唾液の分泌が良くなり、誤嚥が改善されます。

転倒骨折予防


畳風呂

滑りやすく転倒の危険が多い浴室や脱衣室に、畳を敷き詰めたお風呂です。