認知症ケア
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その人らしさを尊重し、
“できること”を一歩ずつ。
私たちは、入居者様ご本人の「したいこと」「好きなこと」「できること」に着目し、認知症ケアを行っています。信頼関係を重視し、これまで過ごした環境や個性を理解しながら、夢や目標の実現をサポート。一人ひとりの「イキイキとした毎日」を目指して、実践と研究を重ねています。
認知症ケア3つのポイント
01
認知症プロジェクト
認知症ケア事例検討会
スーパー・コートでは、ご入居者の「長所」「意欲」に焦点を当て、定期的な事例検討会を通じて症状・行動に応じたケアプランの作成やサービスにつなげています。さらに、成功事例を集めた認知症ケア事例検討大会を実施。すべての施設が参加し、情報の共有とサービス向上に務めています。
02
心の安らぎを生む五感療法
五感を刺激する療法
回想療法
園芸療法
アロマ療法
音楽療法
昔の写真や道具を見ながら記憶回復や脳の活性化をうながす「回想療法」や、植物や土に触れることで心の支えや安らぎをもたらす「園芸療法」など、五感を刺激する療法を実践しております。
03
知識と経験豊富な
スタッフ
長所を引き出すケアプラン
認知症ケア専門士多数在籍
全社員が認知症サポーター
BPSD(認知症の行動・心理症状)は、その方のニーズが形を変えて表出したものです。生理的・心理的・社会的背景を把握し、さまざまな行為からサインをキャッチ。背景にある本質を見極め、その方が「したいこと」「好きなこと」「できること」を基本にケアプランを作成しています。
ご家族の声
ご入居者のご家族から、さまざまな感謝の言葉をいただいています。
入居4ヵ月のご家族 T.E 様
主人の母が以前にお世話になり、大変よくしていただきましたので、入居の時から不安は時にありませんでした。私の母も、はじめは不安そうでしたが、今はお友達もでき、何事も前向きになり、顔が明るくなってきたように思います。家族的な感じで、いつもスタッフの人が元気で、母も家族も安心し、喜んでおります。
認知症ケア学会において
石崎賞を受賞しました。
スーパー・コートでは、近年増加している認知症の方にも安心して生活していただくために、すべての施設で認知症ケアへの取り組みを行っています。「五感を刺激する療法」を通して脳の活性化や心身の癒しにつなげるとともに、医療と介護の連携により「認知症の症状を改善する研究」にも取りくんできました。
そのうちの2つの研究成果を「日本認知症ケア学会」において発表し、優秀な演題発表者に贈られる「石崎賞」を受賞いたしました。
第14 回大会 日本認知症ケア学会での発表
有料老人ホームでの認知症の人に対する医療と介護の緊密な連携による奨励研究
発表者
廣瀬 栄子
治療を受けていない認知症の高齢者に対して、 医療と介護の連携によって本人の状態がいかに改善するかを検証しました。
認知症高齢者ケアにおけるストレングス視点に基づく事例検討会の有効性
発表者
筒井 沙耶
要援助者の持っている力に焦点を当て、それを引き出し、最大限に発揮できるように援助していくための視点をストレングス視点といいます。
有料老人ホームの職員に対して、ストレングス視点を取り入れた研修プログラムを実施し、その前後における職員の認知症高齢者に対する理解や実践への影響を比較。ストレングス視点を取り入れた研修の有効性を検証しました。
国際学会でも研究成果を発表
認知症高齢者ケアにおけるストレングス視点を取り入れた研修プログラムの実施について、その研究成果をタイのバンコクで開催された「23回アジア・太平洋ソーシャルワーク会議」とチェンマイで開催された「アジア・オセアニア国際老年学会議(IAGG 2015)」でも発表いたしました。
第10 回
アジア・オセアニア国際老年学会議(IAGG 2015)で発表
EFECTIVENESS TO DEMENTIA CARE BY STRENGTHS-BASED GROUP SUPERVISION FOR CARE STAFFS AT THE NURSING FACILITY
第23回
アジア・太平洋ソーシャルワーク会議で発表
Effectiveness of group supervision from the perspective of strengths for dementia care leaders of Private nursing home