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要介護2とは?要介護1・3との違いと受けられるサービスや入所できる施設を紹介

要介護2とは?要介護1・3との違いと受けられるサービスや入所できる施設を紹介

「要介護2とはどういう状態?」「要介護度が要介護1から要介護2に変わったけど受けられるサービスは違うの?」

このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。

要介護2に認定されるとどのようなサービスが受けられるのか、お金がいくらかかるようになるのか気になるところです。

この記事では、要介護2と要介護1・3との違い要介護2の方が受けられるサービスや入所できるサービスについて紹介します。要介護2の方のケアプラン例についても紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

なお要介護認定についての詳細や、介護認定の受け方は下記の関連記事で詳しく説明しています。

関連記事:要介護認定とは?要支援と要介護の違いや認定の申請方法について紹介

 

要介護2とは日常生活に見守りや介助が必要な状態

要介護2とは、生活のすべてに介助が必要ではないものの、家事や食事、排せつといった日常生活動作の一部に見守りや介助が必要な状態です。

症状には個人差があり、身体機能の低下の症状が強く見られる方や認知症の症状だけが強く出ている方、両方の症状が出ている方など、さまざまなケースが見られます。

身体機能の低下が強く見られる方は、歩行や起き上がりなどの動作を一人で行うことが困難で転倒の危険を伴う場合があります。排せつや入浴といった日常生活動作に一部見守りや介助が必要な状態です。

また認知症の症状が強く見られる方は、認知機能の低下から料理や服薬・金銭管理、爪切りといった判断や理解を要する動作が難しくなります

要介護2と要介護1の違い

要介護2と要介護1の違いは、身の回りのことに介助が必要かどうかです。

要介護1の方は、排せつや入浴といった日常生活動作に部分的な介助や見守りは必要ですが、食事といった身の回りのことはほとんど一人で行えます。

一方で要介護2の方は、食事や身だしなみといった身の回りのことに見守りや介助が必要な状態です。要介護1に比べ認知症の症状に進行が見られるため、料理や服薬・金銭管理、爪切りといった動作が難しくなります。

また要介護1ではレンタル可能な福祉用用具が手すりや歩行器などに限られていますが、要介護2になると車いすや介護用ベッドなどのレンタルが可能になってくる点が大きな違いです。

要介護1については下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:要介護1とは?受けられるサービス例や在宅介護と施設介護の費用比較も紹介

要介護2と要介護3の違い

要介護2の方に比べ要介護3の方は食事や排せつ、入浴といった日常生活動作において、ほぼ全面的な介助が必要な状態です。認知症の進行に伴い、見当識障害や実行機能障害などが現れる方も多いでしょう。また徘徊や暴力・暴言、妄想といった症状があらわれる点も特徴です。

このようなことから要介護3の方は、要介護2の方に比べ長時間一人で過ごすことが難しくなってくるでしょう。

内閣府が発表する「令和元年版高齢社会白書(全体版)」によると、要介護2では「必要なときに手をかす程度(50.2%)」がもっとも多いのに対して、要介護3では「ほとんど終日(32.4%)」がもっとも多くなっています。

また要介護2と要介護3では、利用できる施設サービスが異なります。要介護3以上からは、特別養護老人ホームへの入所が可能です。

要介護3について、詳しくは下記で解説しています。

関連記事:要介護3とはどんな状態?受けられるサービスと在宅介護・施設介護の違いを紹介

 

要介護2の在宅介護で利用できる介護保険サービス

ここでは要介護2の方が、在宅介護で利用できる介護保険サービスについて紹介します。本人の状態に必要なサービスを組み合わせて利用しましょう。

居宅で受けられるおもな介護サービスは大きく以下の5つにわけられます。

  • ✓訪問サービス
  • ✓通所サービス
  • ✓短期入所(ショートステイ)
  • ✓福祉用具レンタル・購入
  • ✓複合サービス

それぞれのサービスについて詳しく見ていきましょう。

訪問サービス

要介護2の方が受けられる訪問サービスは以下の5つです。

  • ✓訪問介護(ホームヘルプ)
  • ✓訪問リハビリテーション
  • ✓訪問入浴介護
  • ✓訪問看護
  • ✓居宅療養管理指導
訪問介護(ホームヘルプ) ホームヘルパーが自宅を訪問し、在宅で自立した生活を送れるように支援を行う

  • ✓身体介護:食事、排せつ、入浴、着替え
  • ✓生活援助:掃除、洗濯、調理、買い物
訪問リハビリテーション 医師の指示のもと理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問し、リハビリテーションを行う

※訪問リハビリテーションは主治医が必要と認めた方のみ利用可能

訪問入浴介護 介護職員2名と看護職員1名が自宅を訪問し、入浴を介助。入浴前には看護師が健康状態の確認を行う
訪問看護 医師の指示のもと看護師が自宅を訪問し療養上のお世話や治療ケアを行う
居宅療養管理指導 通院が困難な方を対象に医師・歯科医師、薬剤師、看護師などが自宅を訪問し療養上の管理や指導を行う

通所サービス

要介護2の方が受けられる通所サービスは以下の4つです。

  • ✓通所介護(デイサービス)
  • ✓通所リハビリテーション(デイケア)
  • ✓認知症対応型通所介護(地域密着型サービス)
  • ✓地域密着型通所介護(地域密着型サービス)

 

通所介護

(デイサービス)

通所介護施設で食事や排せつ、入浴といった日常生活上の支援や機能訓練、レクリエーションを行う
通所リハビリテーション(デイケア) 介護老人保健施設や医療機関で生活行為向上のリハビリテーションおよび入浴や食事、排せつといった日常生活の支援を行う
認知症対応型通所介護(地域密着型サービス) 認知症の方を対象としたデイサービスで、入浴や食事、排せつといった日常生活上の支援および機能訓練やレクリエーションを行う
地域密着型通所介護(地域密着型サービス) 定員18人以下の小規模な通所介護施設で入浴や食事、排せつといった日常生活上の支援および機能訓練や口腔機能向上サービスなどを行う

短期入所(ショートステイ)

要介護2の方が利用できる短期入所サービスは以下の通りです。

  • ✓通所介護(デイサービス)
  • ✓通所リハビリテーション(デイケア)
  • ✓認知症対応型通所介護(地域密着型サービス)
  • ✓地域密着型通所介護(地域密着型サービス)
通所介護

(デイサービス)

通所介護施設で食事や排せつ、入浴といった日常生活上の支援や機能訓練、レクリエーションを行う
通所リハビリテーション(デイケア) 介護老人保健施設や医療機関で生活行為向上のリハビリテーションおよび入浴や食事、排せつといった日常生活の支援を行う
認知症対応型通所介護(地域密着型サービス) 認知症の方を対象としたデイサービスで、入浴や食事、排せつといった日常生活上の支援および機能訓練やレクリエーションを行う
地域密着型通所介護(地域密着型サービス) 定員18人以下の小規模な通所介護施設で入浴や食事、排せつといった日常生活上の支援および機能訓練や口腔機能向上サービスなどを行う

福祉用具の購入・レンタル

要介護指定を受けた方は、介護保険を使った福祉用具のサービスを受けられます。

要介護2の方が購入・レンタルできる福祉用具について紹介します。

福祉用具購入費支給 以下の福祉用具を都道府県の指定業者から購入した際は、1年につき10万円を上限に1割または2、3割の利用者負担で購入できる

  • ✓腰掛便座
  • ✓自動排泄処理装置の交換可能部品
  • ✓入浴補助用具
  • ✓簡易浴槽
  • ✓移動用リフトのつり具の部分
福祉用具レンタル 日常生活を助けるための福祉用品を1割または2、3割りの利用者負担でレンタルできる

  • ✓介護用ベッド
  • ✓床ずれ防止用具
  • ✓体位変換器
  • ✓手すり
  • ✓スロープ
  • ✓車いす
  • ✓歩行器
  • ✓歩行補助杖
  • ✓移動用リフト
  • ✓徘徊感知機器

複合サービス

要介護2の方が受けられる複合サービスは以下の通りです。

  • ✓小規模多機能型居宅介護
  • ✓看護小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型

居宅介護

1つの事業所で通所を中心に訪問・宿泊の3つを組み合わせ月額定額制でサービスを行う
看護小規模多機能型居宅介護 小規模多機能型居宅介護に訪問看護を加え医療・看護ケアを行う

 

要介護2で入れる施設

要介護2の方が利用できる施設は、公的施設と民間施設の2種類に分けられます。それぞれの特徴を詳しく紹介します。

関連記事:【表で解説】老人ホームの種類と違い!選び方のコツや費用を紹介!

要介護2で入れる施設:公的施設

要介護2の方が利用できる公的施設は以下の通りです。

  • ✓介護老人保健施設(老健)
  • ✓介護療養型医療施設
  • ✓介護医療院
  • ✓認知症高齢者グループホーム

なお、要介護2の方が公的施設を検討する際の注意点として、特別養護老人ホーム(特養)に入所できないことが挙げられます。これは、特別養護老人ホーム(特養)の入居条件として「要介護3以上の認定を受けていること」が定められているからです。

ただし要介護2の方であっても、特別養護老人ホーム(特養)以外での生活が困難と認められる場合は特例で入所できます。

要介護2の方が入所できる施設について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

介護老人保健施設(老健)

介護老人保健施設(老健)は、医療ケアやリハビリテーション、身体介護を受けながら、在宅復帰に向けて短期間滞在する施設です。3カ月ごとに退所の可否を判断され、長くても1年ほどで退所します。おもに退院後、自宅に戻る前に身体機能を回復させる場として利用されています。

介護療養型医療施設

介護療養型医療施設は、要介護度の高い方が長期にわたって手厚い医療ケアやリハビリテーション、身体介護を受けられる施設です。ただし介護療養型医療施設は2024年3月末に廃止され、今後は「介護医療院」が役割を引き継ぎます。

介護医療院

介護医療院は、介護療養型医療施設の廃止に伴い、2018年4月に創設された施設です。介護療養型医療施設と同様に手厚い医療ケアやリハビリテーションが受けられる点は変わりません。新たに生活の場としての役割が加わり、レクリエーションやイベントなどの行事も取り入れられました。介護医療院は「Ⅰ型」「Ⅱ型」の2つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。

認知症高齢者グループホーム

認知症高齢者グループホームは、認知症の方が介護を受けながら、5~9人の少人数で共同生活を送る住宅です。「認知症対応型共同生活介護」とも呼ばれています。掃除や調理、洗濯など家事全般を、利用者が役割分担で介護スタッフと行う点が特徴です。利用者は住み慣れた地域の家庭的な環境のもと、自立した生活を送れます。

要介護2で入れる施設:民間施設

要介護2の方が利用できる、民間施設サービスについて紹介します。

  • ✓介護付き有料老人ホーム
  • ✓住宅型有料老人ホーム
  • ✓サービス付き高齢者向け住宅

要介護2の方は長期にわたり利用できる公的施設サービスが限られるため、民間施設サービスの利用もあわせて検討しましょう。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、おもに民間企業が運営する有料老人ホームのひとつで、充実した介護サービスや生活支援を提供している点が特徴です。「介護専用型」「混合型」「自立型」の3つのタイプにわかれ、それぞれ入居条件が異なります。要介護2の方が入居できるのは「介護専用型」「混合型」の2つのタイプです。公的施設サービスに比べ、施設数が多く入居しやすいといったメリットがありますが、費用が高額になるといったデメリットも持ち合わせています。

関連記事:有料老人ホームとは?種類・費用・入居条件についてわかりやすく解説

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームとは、おもに民間企業が運営する有料老人ホームのひとつで、自立や要支援から要介護まで、さまざまな状態の方が入居できます。

介護保険を利用して介護サービスを利用する場合は、外部のサービス事業者との契約が必要です。各施設ごとに入居条件は異なりますが、基本的に60歳以上の方が対象とされています。介護付き有料老人ホームに比べ費用を抑えられますが、重度の介護状態になると住み続けられない点がデメリットといえます。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅とは、安否確認や生活相談を受けられるバリアフリー対応の賃貸住宅のことです。

サービス付き高齢者向け住宅は有料老人ホームと異なり、入居一時金の必要がありません。敷金・礼金・手数料といった、一般的な賃貸と同様の初期費用で入居できます。サービス付き高齢者向け住宅は、費用を抑えて見守りサービスを受けたい方におすすめの施設です。

関連記事:介護老人福祉施設とは?入所方法や費用、メリットデメリットを解説!

要介護2の方は介護サービスを活用すれば一人暮らしも可能

要介護2の方でも、介護サービスや自治体の高齢者向けサービスなどを活用することで、一人暮らしができる可能性があります。

厚生労働省が2019年に公表した「2019年 国民生活基礎調査」によると、一人暮らしをしている要介護者のうち、16.9%が要介護2の状態であることがわかっています。

参考:要介護者等のいる世帯の世帯構造別にみた現在の要介護度の構成割合(2019年 国民生活基礎調査の概況)|厚生労働省

下記のように、日常的に介護サービスを活用することで、自宅での生活を送ることができるでしょう。

■要介護2で一人暮らしをしているAさんのケース(土日は別居している家族が介助)

  • ✓月・水・金:通所介護(デイサービス)または通所リハビリ(デイケア)
  • ✓火・木:訪問介護(朝)
  • ✓月~金:訪問介護(夕)
  • ✓福祉用具貸与:介護ベッド、手すり
  • ✓配食サービス(見守り有):500円~800円/回 ※市区町村の補助を利用

要介護2の区分限度支給額は約19万7,050円

要介護2の区分限度支給額は、約19万7,050円です。

区分限度支給額とは、介護保険内で利用できる介護サービスの限度額のこと。支給限度額の範囲内で介護サービスを利用した場合は、1割または2・3割の自己負担で利用できますが、限度額を超えて利用した際は、利用者が全額自己負担しなければいけません。

詳しくは下記の表をご覧ください。ただし下記の支給額は標準地域のもので、1単位=10円で換算しています。地域によって支給限度額は異なりますので、詳細は担当のケアマネージャーや地域包括センターでご確認ください。

要介護認定区分 支給限度額 自己負担額(1割負担)
要支援1 50,320円 5,032円
要支援2 105,310円 10,531円
要介護1 167,650円 16,765円
要介護2 197,050円 19,705円
要介護3 270,480円 27,048円
要介護4 309,380円 30,938円
要介護5 362,170円 36,217円

参考:介護サービスにかかる利用料|厚生労働省

たとえば要介護2(1割負担)の方が19万7,050円分のサービスを利用した場合、自己負担額は1万9,705円です。ただし19万7,050円分を越えて利用した場合は全額自己負担しなくてはなりません。

 

要介護2の在宅介護と施設介護の費用の違い

ここでは要介護2の在宅介護と施設介護の費用の違いについて解説します。

下記は在宅介護と施設介護の自己負担額の例です。

在宅介護 介護付き有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
自己負担額 28,241円 229,970円 157,965円

要介護2の場合、もっとも自己負担額を抑えられるのは在宅介護です。施設費用は入居する施設によって異なりますが、在宅介護よりも高額となるでしょう。しかし施設入居は費用が高い分、充実した介護サービスを受けられるメリットもあります。

それぞれにかかる費用について、詳しく確認していきましょう。

要介護2の方が居宅サービスを使ったケアプラン例と費用

要介護2の方で家族と同居している場合の、ケアプラン例を紹介します。本人の希望は広いお風呂に入ることで、家族は朝の忙しい時間帯の支援を希望しています。土日は家族が介助を行うため、平日を中心に介護サービスを利用しています。

サービス 回数 金額
訪問介護 月20回 6,740円
通所介護 月12回 10,044円
福祉用具(車いす・ベッド等) 1カ月あたり 1,377円
入浴サービス加算 月12回 480円
食費(通所介護昼食代) 月12回 9,600円
自己負担額の合計 28,241円

参考:厚生労働省|介護サービス概算料金の試算

要介護2の方が介護施設に入所した場合にかかる月額費用

要介護2の方が、介護付き有料老人ホームまたはサービス付き高齢者向け住宅に入所した場合にかかる費用について見ていきましょう。施設によって費用は大きく異なるため、あくまで目安として、参考にしてください。

■介護付き有料老人ホーム

介護サービス費(1割負担) 17,970円
部屋代 89,000円
管理費 51,600円
食費 50,500円
日常生活費 15,000円
合計 224,070円

※別途、サービス加算等がかかります

■サービス付き高齢者向け住宅

介護サービス費(1割負担) 19,705円

家賃

56,900円
管理費 18,800円
生活支援サービス費 21,000円
食費 44,900円
日常生活費 15,000円
合計 176,305円

※別途、サービス加算等がかかります

 

要介護2の方は介護サービスと家族のサポートで安全に生活しよう

今回は要介護2の方の状態、要介護1と要介護3との違い、受けられるサービスについて紹介してきました。

要介護2の方は、要介護1の方に比べ見守りや介助が必要とされますが、要介護3になると難しくなる歩行や排せつが介助や見守りがあれば可能な場合がほとんどです。介護サービスや家族のサポートを利用すれば、在宅での生活も可能といえるでしょう。

しかし、より安心した生活を送るために、要介護2で施設に入居する選択をする方もいらっしゃいます。家族のサポートが受けられない方や、充実したサービスを希望する方は施設への入居も視野に入れましょう。

有料老人ホームをお探しの方は、有料老人ホームスーパー・コートをご検討ください。有料老人ホームスーパー・コートは専門のスタッフが、24時間体制で介護を行う有料老人ホームです。要介護2の方でもイキイキと生活を楽しめる、レクリエーションや旅行といったイベントが充実しています。

また有料老人ホームスーパー・コートが提供する独自のトレーニングメニューは、身体機能の維持向上やリフレッシュになるとご入居者から好評をいただいております。

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監修者

監修者の写真

花尾 奏一 (はなお そういち)

介護主任、講師

<資格>

介護支援専門員、社会福祉士、介護福祉士

<略歴>

有料老人ホームにて10年間介護主任を経験し、その後「イキイキ介護スクール」に異動し講師として6年間勤める。現在は介護福祉士実務者研修や介護職員初任者研修の講師として活動しているかたわら、スーパー・コート社内で行われる介護技術認定試験(ケアマイスター制度)の問題作成や試験官も務めている。