こんにちは!
理学療法士の片岡です。
本日は、リハビリ場面でよく見かける立位練習についてご紹介します。
リハビリでは重介助の方でも立位練習を行ないます。
日常生活は車椅子で、自分で立つことや歩くことが難しい方でも立位練習は積極的に行います。
立つ練習をたくさんしているから、立てるようになることが目標なの?
と思う方もいるかと思いますが、重介助の方の立位練習は立てるようになることだけが目的ではありません。
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重介助の方の立位練習の目的
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①移乗の介助量軽減
介助量軽減は分かりやすいかと思います。ベッドから車椅子の移乗の際に下肢や体幹で支持ができないと介助量が増えて、介助者の負担が大きくなります。ご本人様と介助者ともに負担が減る様に、立位練習により下肢や体幹の強化は重要になります。
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②座位姿勢の崩れ軽減、座位の安定性を向上させる
立位を取ることで、骨盤の後傾や円背姿勢が軽減し、背中が伸びることで姿勢が綺麗になります。また、足裏からの感覚が入り、下肢や体幹の筋肉が働きやすくなることで、座位姿勢が安定しやすくなります。
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③覚醒アップ
リハビリ前は眠たそうにされている方でも立位練習をすることで、筋肉が働き、目をしっかり開いてシャキッとされる方が多くいます。
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このような3つの目的を持って、毎日リハビリを行なっております。
写真の入居者様は、以前は介助がなければ体が傾き、座位保持が難しい状態でした。車いすでも傾きが強く、適宜姿勢修正が必要となっていました。
リハビリにて、毎日立位練習を取り入れてからは、座位の安定性が向上し、現在では座位保持が10分以上可能となりました。また、以前よりも会話量が増えたり、声量が大きくなったりと、少しずつ状態が良くなってこられました。
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このようにスーパーコート宇治大久保では毎日のリハビリで、入居者様のADLが向上するよう試行錯誤しながらリハビリをさせていただいています。
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