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パーキンソン病に効果的なリハビリ内容 ~①お腹へのアプローチ~

こんにちは。

理学療法士の片岡です。

スーパーコート宇治大久保ではパーキンソン病や進行性核上性麻痺など神経難病の方に訪問看護にて毎日リハビリをさせていただいています。

「神経難病の方へのリハビリって、どんなことするの?」

と疑問をお持ちの方へ、本日は神経難病の方に効果的なお腹へのアプローチをご紹介します。

☆下の写真はお腹の筋肉を伸ばしている様子です。

お腹の筋肉の伸ばし方は色々ありますが、今回のは徒手で筋肉を触って動かし、直接的に伸ばしています。

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なぜ、お腹の筋群なのか?


パーキンソン病や進行性麻痺等の神経難病の方は固縮(筋肉が緊張し、伸び縮みがしにくくなる)により筋肉が固くなり、四肢や体幹の関節が伸びにくくなる特徴があります。

そして、疾患の特徴により、脊柱の側弯変形、前屈みの姿勢(姿勢反射障害等)、筋肉が硬くなる(筋強剛)等の影響で、お腹周りの筋肉が短縮し、筋肉の滑らかな動きがが出にくくなる方が多い印象です。

お腹の筋肉が固くなることで、さらに側弯姿勢や前傾姿勢が強くなり、座位保持や立位保持が難しくなってしまいます。

リハビリにて固くなった、お腹の筋肉を柔らかくし、動きやすくすることで、腹筋の活動が高まり、側弯や前傾姿勢が改善されやすくなります。そして、姿勢が整うことで、腰痛などの痛みが改善されることや座位や立位時のバランスが保ちやすくなり、転倒リスクを軽減させることにも繋がります。

固くなった筋肉を柔らかくするストレッチや筋活動が乏しい箇所へアプローチをしていき、姿勢保持能力が高まった状態でADLに繋がるような動作練習を行なっていきます。

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このうような筋肉へのアプローチを積み重ね、動作能力改善に繋がるよう日々リハビリを行なっております。

今後もリハビリの内容を続けてご紹介していきますのでぜひご覧ください(*^^*)

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面会時間は30分となっております。

※事前に施設の方へ連絡をお願いします。

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