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  • リハビリ日誌 第12号 ~口腔体操について~

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作業療法士の西尾です。今回は口腔体操についてお話したいと思います。

当施設では食事前に口腔体操を行い、食後では口腔ケアを行い誤嚥性肺炎予防に努めております。

最初に唾液腺マッサージを行います。

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お口の中には、耳下腺(じかせん)・顎下腺(がっかせん)・舌下腺(ぜっかせん)と呼ばれる唾液の出やすいポイントがあります。唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激マッサージします。

高齢になると唾液は出にくくなります。

おしゃべりの機会が少なくなったり、お食事がお口から摂れなくなったりすると、口腔内の乾燥は進んでしまい細菌が繁殖しやすくなります。

乾燥したお口を潤す方法はうがいや、保湿剤の塗布などありますが、唾液腺マッサージはその場ですぐに出来るのでおすすめです。

唾液腺をやさしくマッサージすることにより、唾液の分泌が促され、潤いのある健康なお口に近づきます。

唾液腺マッサージ効果

1、お口の自浄作用が働きます。(口臭予防)


2、口腔乾燥の方の口腔ケアがしやすくなります。


3、お口の周りの筋肉の緊張がほぐれ、口が開きやすくなります。


4、リラックス効果、痛みなどの症状が和らぎます。


5、食べること、飲み込むことや、会話がしやすくなります。

唾液腺マッサージを毎日の生活に取り入れて頂き、お食事前の準備体操として毎回して頂けたらと思います。

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