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  • リハビリ日誌 第7号 ~オムツの弊害について~

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大阪市住之江区の有料老人ホームスーパーコート住之江の作業療法士の西尾です。

今回はオムツの弊害についてお話をさせて頂きます。

高齢者は加齢と共に足が弱くなり尿漏れなどの失禁が増えるようになります。

立てなくなる事でトイレが難しくなりオムツを使用される方も居られます。

おむつを使用でのデメリット

長い時間同じおむつを使用していると、カビの一種のカンジダを中心にさまざまな雑菌が繁殖して、肌だけでなく泌尿器系の感染症リスクも高めます。
便や尿は排泄後に弱酸性からアルカリ性に変化し、かぶれなどの炎症が起きやすくなります。
お尻や坐骨のように出っ張っている部分に床ずれ(褥瘡)の状態になりやすいです。

おむつに頼りすぎると、尿や便の感覚が感じにくくなり、トイレを我慢する筋力も低下して無意識的に排泄する状態となります。

ご本人にとっても自尊心の低下により精神的な苦痛をともなう可能性があります。

おむつトラブルの対処と予防法 オムツからリハビリパンツに

この方は本当にトイレが行く事が出来ないのか、可能性を探りオムツ外しを検討します。

リハビリで、体幹・足の筋力訓練、立位訓練、立ち座り訓練、実際にトイレでのトイレ訓練を行います。

介護士や看護師と連携しその方に適した誘導時間、物品、介助方法を選定しケア提供に繋げて行きます。

私達、リハビリはご入居者の可能性を見つけ出し、その方の今まで諦めていた事が実現できるように、その人が満足され安心・安全・安楽な生活を送って頂けるように支援させて頂きます。

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