9月21日のせいりょうブログ18で紹介させていただいていた「侍タイムスリッパ―」を観てきました。
評判通りの傑作で大満足の作品でした。
この映画、監督の安田淳一氏が京都のヒストリカ国際映画祭で京都映画企画市というコンテストに出品した脚本が東映京都撮影所のプロデューサーの目に留まり、東映京都撮影所が撮影に全面協力して撮られた自主製作映画で令和6年8月に東京・池袋の1館のみで公開されると、完成度の高さから瞬く間にSNSや口コミで情報が拡散。上映館は、全国140館近くにまで広がり、令和6年10月には興行収入2億円超えの大ヒットとなりました。
監督の安田淳一氏は米農家でもあり、インタビューで「なくなっていくけど、頑張らないとあかんことはいっぱいある。米作りもそうです。父親や農家が連綿と紡いでくれたから簡単にはやめらなれない。先行きは明るくはないが、(だからといって)一生懸命やるということをやめる理由にしてはいけないと思っている。
劇中では2007年の設定で、時代劇は廃れてしまう分野でいつかなくなる日が来るとしても、それは今日ではないし、あきらめる理由にしてはいけない。劇場を出たら、明日も頑張ろうと思ってもらいたい」と語っています。
監督、スタッフ、俳優の想いが結実した希代の傑作をぜひ、あなたの目で確かめてみてください。
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