まだまだ、コロナは治まりませんが、
機能訓練、リハビリ、チェアリズムなど様々な方法で
皆さん体調管理、体力作りに励んでおられます。
と言うことで、
今回は機能訓練士とその取り組みに少しスポットを当ててみました。
初めに、
「以前のように歩きたい」と歩行訓練に意欲を燃やす
新ご入居の T.K 様
熱心に質問されながら頑張っておられました。
「しっかり目標をたてて前向きに頑張られる方です。」
次に
M.K 様は、下半身が苦手のようで、それでもいつも頑張ってくださいます。
「先日、ご家族様が見に来られ頑張りにビックリされていました」
N.N 様は
いつも待ち焦がれたようにスタスタと早歩きで機能訓練室まで来てくださいます。
他の方に声掛けした時もたまについて来られます(笑)
「とても頑張り屋さんです」
いつも笑顔で笑わせて下さる、ムードメーカーの E.T 様
「自分の足で立位をとり続けるよ」と一所懸命 「うんしょ、うんしょ」と
足をあげておられました。
「冗談を交えながら、いつもしっかり熟されて楽しそうです」
みんな楽しみにされ、集まってくださいます。
ただ身体を動かすだけでなく、歌あり笑いあり、みんな楽しそうです。
その中心で、指導して下さっている 松本機能訓練士に
色々お伺いしてみました。
設問① ご入居者様の運動や機能訓練に対する姿勢や意識は
どのように感じられていますか。
お答 ご入居者さまにより様々ですが、全体的に前向きにSC-Fitやチェアリズムに
ご参加して下さる方が多いです。
チェアリズムの時は、運動だけでなく、懐かしい音楽や歌を歌って楽しんで
下さる方もいます。 そういう方々にも体と脳の活性化に繋がると思っています。
設問② ご入居者様からのご要望などは何かありましたか?
お答 チェアリズムの強度と難易度について言われた事があり、それをきっかけに
内容を精査し新たに歌などを取り入れ、参加されているご入居者様の表情や
動作を確認しながら、日々調整させていただいています。
設問③ 特に意識して取り組んでいる事はありますか?
お答 運動は継続して行うことが大切です。
型にはめず楽しく続けられるようコミュニケーションを重視しています。
設問④ これからの目標ややりたいことはありますか?
お答 心肺能力を高めていただけるために、ただ単に「体を動かした」にとどまらず
ひとつひとつの動作がどのように可動域の拡大に繋がっていくのかなど、意識して
いただきながら大きく動かせてくださるよう、色々試行錯誤しながら、ご入居者様と
向き合いながら取り組んでいきたい。
そうした取り組みを続け、可能になれば、新たなプログラムを作成したい。
例えば、歌に合わせたオリジナルの体操もそのひとつです。
設問⑤ 最後に一言
ADLを改善するには運動が大切です。
ご入居者様の身体的条件は個々で異なりますが、前向きに継続すれば良い結果に
繋がります。
これからもご入居者様のADLの維持、向上に向け、ひとりひとりに寄り添いながら、
二人三脚で頑張っていきます。
以上、これからも機会があれば、いろんな分野にスポットを当てていきます