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どんなクッションがいいか ~リハビリでのポジショニング~

どんなクッションがいいか ~リハビリでのポジショニング~

家族様からどんなクッションを持ってきたらいいかと相談を受ける事が多いです。

よくビーズクッションや円柱で真ん中に穴が開いているクッションを持って来られる事が多いです。

非常に申し訳ないですが、ビースクッションや円座クッション(円柱の真ん中に穴が開いているクッション)はポジショニングにはおススメしません。

ビーズクッションに埋まる人のイラスト(男性)

(引用:ビーズクッションに埋まる人のイラスト(男性) | かわいいフリー素材集 いらすとや (irasutoya.com)

理由としては

ビースクッションはビーズが端に寄ったりする為に姿勢を保てる程の安定性なく、ポジショニングには向いてはいません。

円座クッションのイラスト

(引用:円座の検索結果 | かわいいフリー素材集 いらすとや (irasutoya.com)

円座クッション(円柱で真ん中に穴が開いているクッション)は穴が開いている所には圧が掛かりませんが、外周に圧が掛かってしまいます。その結果、除圧したい部分の周りに圧が掛かってしまい、褥瘡を悪化する可能性があります。

除圧のポイントとしては1点で支えるのではなく、広い面積で面で支える方が除圧になります。

おススメのクッションは長方形の低反発クッションや綿素材のクッションがいいと思います。

ただ、低反発クッションと綿素材のクッションも洗濯や繰り返し使う事で徐々に潰れていき、ポジショニングに使えなくなります。

その為、定期的なクッションの交換は必要です。

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