褥瘡予防 ~褥瘡予防のリハビリの取り組み~
高齢者や特定疾病を患っている方は、低栄養状態に陥りやすいです。
その結果、体重が減少し、突出している骨の部分に圧が掛かってしまい、褥瘡になってしまう事があります。
褥瘡を治す為には除圧と栄養サポートが必要です。
今回は当施設のリハビリが行っている除圧の方法についてお伝えします。
安楽に除圧する事と除圧する事を目的に、褥瘡を患っているご利用者にはリハビリスタッフがポジショニングシートを作成しています。
背もたれや座面の角度を考慮し、リクライニング車椅子のポジショニングを提案しています。
看護師と介護士が姿勢の統一性が保てる様にポジショニングシートを作成しています。また同姿勢にならない様に時間毎の姿勢スケジュール表も作成しています。
少しでもご利用者が安楽に過ごして頂ける様に今後も取り組んでいきます。
ハロウィンイベントに向けて、ご利用者とスタッフが協力し、取り組んでいます。
貼り絵を作成しています。
これは手芸療法になり、脳と手のリハビリになります。
各ご利用者の個性が発揮しています。
当日が楽しみです。
介護をする上で安全な移乗を行う事は難しいです。
その為、当施設ではご利用者を安全に移乗する為に移乗用のシートを使用しています。
➀関節が硬い➁座る事が出来ない➂体が大きい➃骨が弱い人にシートを使用しています。
シートを使う事で小柄な人でも介助量を軽減して、移乗を行う事ができます。
介助量を軽減する事はスタッフが安全に移乗を行う事に繋がり、結果的にご利用者を安全に移乗する事に繋がります。
今後もご利用者と家族様が安心出来る施設を目指していきます。
皆様こんにちは!
9/21に開催いたしましたプロレスレクですが、大盛況でした。
ムーブオンプロレス様から動画をいただきましたので、ぜひともこの雰囲気を味わって頂ければと思います。
ご入居者の方もとても楽しまれておりました。
詳しいご様子は後日ブログにて紹介させていただきます。
お楽しみに!!
当施設では口腔ケアで肺炎対策を行っています。
日本人の死亡原因の順位は
1位 癌
2位 心疾患
3位 肺炎
肺炎の死亡率は年齢が増えるにつれて、高まります。死亡者の96%が65歳以上です。
高齢者の肺炎の7割が誤嚥性肺炎です。
細菌を含む唾液や食べ物が気管や肺炎に入る事で誤嚥性肺炎が生じます。
特に寝たきりや認知症、パーキンソン病の方はリスクが高くなります。
高齢者や疾患を患っている方は嚥下反射(食べ物を飲み込む時に肺に蓋が生じ、食道へ誘導する反射)や咳嗽反射(肺に異物が生じた際に異物を吐き出す反射)の低下により、細菌や異物が生じ、肺に入りやすくなるからです。
口腔ケアを行う事で肺炎予防になります。
口腔ケアによって肺炎の発症率は39%、死亡率は53%に低下すると報告されています。
当施設で行っている肺炎対策です。
食事姿勢がうまくとれないご利用者用に背もたれの角度を調整出来る車椅子を使い、少しでも食べやすい姿勢になる様に努めています。
今後も、ご利用者と家族様が安心して過ごして頂ける様に尽力して参ります。
当施設では理学療法士・作業療法士・柔道整復師が勤務しています。
各々の専門性を活かしつつ、ご利用者にリハビリを実施しています。
今回はタオルを使った集団体操を行いました。
道具を使う事でご利用者がしにくい動作の補助になる事があります。
例えば、右肩が上がりにくいご利用者が両手でタオルを使って、手を上げる事で右肩も同時に上げる事が出来ます。
少しの事でご利用者の身体機能は変わります。
その積み重ねでご利用者の生活も変化していきます。
その気付きやお手伝いをするのが、セラピストの仕事だと思っています。
毎月、当施設では誕生日の方に誕生日会を行っています。
本日は お誕生日おめでとうございます。
ささやかでありますが、プレゼントを用意させて頂きました。
ご利用者とご家族様が安心して過ごして頂ける様にスタッフ一同尽力させて頂きます。
今後とも宜しくお願い致します。
当施設では肺炎予防の取り組みを多職種連携で行っています。
高齢になるにつれて、食べる能力や呼吸をする能力は低下し、誤嚥性肺炎が生じる方が多くおられます。
当施設では呼吸認定療法士が在籍し、肺炎予防の呼吸リハビリを行っています。
呼吸リハビリとはどんな事をするのか?
1:肺に溜まった痰を呼吸介助で排出する
2:肺炎を患っている方は呼吸に必要な筋肉が硬くなっている事が多いです。その為、呼吸に必要な筋肉をほぐす
3:呼吸がしやすい様に、徒手で呼吸を促す
4:肺炎を患っている方は口腔内が乾燥している方が多く、口腔ジュルで口腔を保湿する
5:ベット上で楽に呼吸が出来る様にする為や痰が排出出来る様にする為に、クッションでポジショニングを行う
(聴診器を使い、肺に溜まった痰を確認しながら痰の排出を行っています)
姿勢の崩れや両手の機能低下で食事を行う事が出来ない人は多くおられます。
例えば
1:スプーンで食べ物を掬う動作が行いにくい。
2:スプーンを持つ動作がしにくい
3:食べ物を掬えたけど、口元まで食べ物をもってこれない。
4:円背で視線が下方になってしまい、食べ物がどこにあるか分からない。
このような方々に少しでも自分で食べる喜びを感じてもらえる様にするのは、リハビリの仕事だと考えています。
介入方法は以下の通りです。
1:介助スプーンを使用する(指や手首が硬い人が持ちやすい様にグリップが付いたスプーンを使用する)
2:介助皿を使用する(お皿に返しがついており、スプーンですくいやすい)
3:おぼんに傾斜台をおく(スプーンですくいやすい)
4:背もたれにクッションや背もたれのの角度を調整し、食べやすくする
皆様、初めまして!
スーパー・コート東大阪高井田の機能訓練士の植田と申します!
このブログにお越しいただき、ありがとうございます。
私は、SC高井田でお過ごしされている入居者様の身体のケアから運動指導などのお仕事に携わらせて頂いております。ここでは、日々の運動指導の中で、身体の改善や機能が向上した方々のご紹介とパーキンソン病と上手くお付き合いしていくためのリハビリやポイントなどを発信していきたいと思います!
栄えある1人目は、この方です!
ご入居された当初は車椅子生活で、ご入居前から歩くと転倒を繰り返していたそうです。
上記の画像は、「また歩きたい」という目標に向けて、歩行器での歩行練習を開始した頃のものになります。よちよちとした歩きが目立ち、パーキンソン病の症状の一つにある小刻み歩行とすくみ足が見られます。歩行の修正、改善に向けてどのように介入していくか。リハビリ従事者にとっての醍醐味ですねー!
次回は、私がアプローチした内容とその結果をご報告させて頂きたいと思います。
ではまた、次回も宜しくお願いします!