「オーラルフレイユ」とは?
健康と要介護の間には、筋力や心身の活力が低下する「フレイル」と呼ばれる段階があり、その手前で、"オーラルフレイル"(ささいな口の機能の衰え)の症状は現れます。
食事でよく食べこぼすようになった、固いものが噛めなくなり、むせることも増えた。さらに滑舌も悪くなってきた・・・。こうした状態が続くようであれば、それはささいな口の機能の衰え、"オーラルフレイル"の可能性があります。
フレイルから続く要介護状態に陥ることなく、健やかで自立した暮らしを長く保つためには、オーラルフレイルに早く気づき、予防や改善に努力することが重要です。
「吹き戻し」でお口元気に!
100円ショップでも売っている「吹き戻し」。「吹き戻し」や「巻き笛」と呼ばれるおもちゃは、多くの人にとって、お祭りや縁日などで見かけた、なじみのあるものだと思います。吹くとピロピロ~と伸びて、クルクルっと戻ってきます。
具体的な効果としては、腹式呼吸・呼気力の強化、口呼吸の予防、口腔の周囲筋の運動など。全国の病院(歯科や口腔外科など)や高齢者施設などで口腔機能の改善の目的でも取り組まれています。
スーパーコート今里での「体操」方法
1.ゆっくり深呼吸 2回
2.「あ・い・う・え・お」とお腹から大きな声を出す。 2回
3.「吹き戻し」=しっかり息を吸って、大きく伸ばして5秒維持 2回
4.ゆっくり深呼吸 2回
以上を2回繰り返します。
様子を見て、次は10秒維持で行います。
※ ご利用者の体調に配慮して行ってください
「吹き戻し」体操風景
皆さん、「懐かしい」「子どものころよくやったなぁ~」と楽しそうに取り組んでおられます。
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