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パーキンソン病の方にとって歩くとは

こんにちは、理学療法士としてブログを書き始めて早3か月

担当が月に12度なのもあって、とても早く感じます。

今回は歩くという事についてです。

元気な人、若い人にとってあまり考える事が無い行動ですが

歩くことは、私たちが日常生活を送る上で欠かせない活動です。


しかし、パーキンソン病の方にとっては、歩くことが簡単なことではありません。

歩くのが遅くなったり、こまかいステップでしか歩けなかったり途中で立ち止まってしまうといった病気による症状が歩くことを難しくしています。

これらの症状は、単に移動が不便になるだけでなく、転倒の不安から外出を控えがちになり、生活の範囲が狭まってしまうといった、心の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

リハビリテーションでも個々人に合わせたトレーニング方法を提供し、自分で歩いて〇〇をする。といった目標に向けてトレーニングを行っています。

歩行訓練の主な効果として

  • 筋肉の強化と柔軟性の向上: 転倒予防につながり、日常生活が楽になります。
  • 心肺機能の向上: 少し歩くだけでも息が上がる状況も改善し、生活の質が向上元気に過ごせるようになります。
  • バランス感覚の向上: 転倒のリスクを減らし、自信を持って歩けるようになります。
  • 骨の健康維持: 骨粗鬆症を予防し、日常動作が楽になります。
  • 認知機能の改善: 記憶力や判断力が向上する可能性があります。
  • 精神的な安定: 自分が出来る事によりストレス解消。心身のリラックス効果が期待できます。

といったメリットがあります。

また、リハビリを始める前、多くのご入居者様から「トイレに一人で行くことができるようになりたい」という声をよく聞きます。 そんな方々にとって、トイレに一人で行くことは、単に身体的な動作だけでなく、プライバシーを守り、自立した生活を送る上でとても大切なことです。

歩行訓練によって、室内・室外を歩けるようになったら、次は家族と一緒に外出を促すこともあります。

寒い時期ですが、一緒に出掛けるイベントも多い時期です。

一緒に歩けるよう皆様頑張ってくださっており、私たちも精一杯お手伝いさせていただきます。

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