こんにちはスーパーコート平野の看護師です!
最近は1日通して寒い時期になってまいりましたね。
そんな時期に注意したいのが感染症です。日中の寒暖差も激しく、免疫力も低下しやすいこの時期は特に注意していきたいです。
今回は感染症の中でもノロウイルスについて話していきます。
ノロウイルスは夏にも発生しますが、冬の方が発生数が断然多いのです。その理由としては、ノロウイルスは30℃以上ではほぼ死滅するため冬の低温の環境の方が生きやすいためです。
ノロウイルスによる感染性腸炎の症状は通常1〜2日で治ります。しかし、症状が重症化して1日に数十回の下痢を起こす場合もあります。
症状としては下記の物が挙げられます。
・嘔吐、吐き気、下痢
・腹痛
・37〜38℃の発熱
特に下痢などによる脱水症にも陥りやすいため、水分摂取も必要です。特に何度も下痢を繰り返す場合は水分と共に塩分などの電解質も出てしまうため、スポーツドリンクや経口補水液を飲む方が良いです。
治療法
現在ノロウイルスに効果のあるワクチンや抗ウイルス薬はありません。そのため、吐き気止めのお薬や整腸剤による対症療法が一般的です。
ノロウイルスは手指を介して感染する可能性が高いため、こまめな手洗いを心がけていきましょう。
食事の際も食品は90℃程で90秒以上の加熱でノロウイルスは死滅します。食物を焼く際は注意してください。
感染予防の基本は手洗いうがいです!こまめな手洗いを意識して元気に12月を迎えましょう!
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