日によっては寒さが厳しくなっているこのごろです。
先日、神戸市にある福祉のまちづくり研究所へ福祉機器の見学へ行ってきました。
近年、介護・医療業界の腰痛予防への対策として介護用ロボットの導入が進んできました。
せいりょう姫島でもその声が出てきており、どのような機器があるのか、操作性、導入できるのかを知るために、多くの商品が展示されている福祉のまちづくり研究所へ見学に行きました。
1つ目はベッドから車椅子へ移るためのリフトで、体の下にシートを入れリフトで持ち上げます。
2つ目は、立ち上がり動作を補助するリフトで、本体にもたれ、脇と膝を支え立ち上がり動作を補助します。
これらの機械を使うことで、これまで2人で行っている介助が1人で行えるようになり、また体への負担も少なく介助が行えるようになります。
3つ目はアシストスーツです。
介助者が装着することで持ち上げ動作、中腰姿勢の、まっすぐ立った姿勢の際、腰に負担が掛からないように支えてくれる機械となります。
介護用ロボットだけではなく、ベッドや車椅子上で体を支えるクッションや、車椅子に座った際、お尻に負担の掛かりにくいクッションのほか、靴や杖も多数展示されており、触れたり操作したりすることができました。
最後に触れたり、抱きかかえる事で、まばたきや鳴いたりと様々な反応をするロボットもあり、実物に触れ反応に癒されました。
今後、介護職員からの意見をまとめ、必要な機械を選定し導入に向けていきたいと思います。
機能訓練指導員 中川
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