2024年、二回目のブログとなります。
今年は、年明け早々、大地震や旅客機炎上など、大きな災害に見舞われたなんとも物騒な幕開けとなりました。
もはや何が起こっても対岸の火事ではない、身につまされる思いをされた方も多いのではないでしょうか。
改めまして、このたびの災害・事故に際し、心よりお見舞い申し上げます。
さて、私たち介護施設で働く者にとって、身近な災害といえば・・・・
感染症クラスターの発生!
中でも冬場に猛威を振るうのが、
ノロウイルス!!!
ですよね‥‥
皆さんもご存じのとおり、ノロウイルス自体は、そんなに強い菌ではなく、発症から1~2日で症状が治まるとのことですが、
高齢者にとっては、脱水症状などを引き起こし、重症化することも少なくありません。
そして、何より怖いのが、その感染率の高さです。猛威ともいうべきスピードでたちまち感染が広がり、
施設全体が感染集団となりかねません。
クラスターを食い止めるには、まずは、発生直後の対応が重要となります。
最初の感染者(発生源)の対処がきちんとできれば、集団感染は防げるのです!
幸いなことに、わがSC東大阪新石切では、この約5年間、ノロウイルスが発症していません。
これは、ご入居者様、ご家族、そしてスタッフの日頃からの衛生管理によるものと、誇れるところですが、
その反面、感染対策を体験したことのあるスタッフが少ない、とも言えますよね。
そこで、この冬、「備えよ、常に!」の精神で、奥岡主任の声掛けで「感染症対策講座」が実施されました。
《防護服を装着し、実習スタート!》
講座では、「嘔吐物の処理の仕方」にはじまり、「嘔吐による汚染した食器の処理方法」「汚染した衣類の処理方法」などを具体的、実践的にやりながら学ぶという、中身の濃い1時間半となりました。
《吐しゃ物を》
最後に、寒空の夕刻、皆で施設の汚染物の廃棄場所まで、ルートを確認しながら歩き、
来るべき(来てほしくない!)日に備えて、実習をいたしました。
ほんと!起こってほしくない!!
だけど、来るなら、来てみろ!絶対に拡散しないように、がんばるぞ!と、
スタッフ一同、士気を高める貴重な時間となりました。
このように、SC東大阪新石切では、常に、入居者様の「安全・安心」を最優先に、皆様の健やかで楽しくイキイキとした
毎日をお守りしていますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
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